花屋の派遣アルバイトの話

花屋の派遣アルバイトの話

先日発掘した2012年のブログのもう1件の記事、これも再利用しようかと思っていたのですが、記事がかなり短かったので新しく書き直して公開することにしました。

変わったバイトを探して行き着いた仕事

多分10年前くらいかな。
数年やっていたTVの制作の仕事を辞めたあと、なんだかどういう仕事を目指そうか迷っていた時期がありまして、「今まで経験したことのない変わったバイトをいろいろやってみたい」と、求人検索サイトで変なキーワード検索をしまくっていました。

それで探し当てたのが、「花屋専門の派遣アルバイト」です。
(具体的にどういうキーワードで探し当てたのかはちょっと覚えていません。)

求人に書かれた業務は「お花屋さんやセレモニー会場でアレンジメントなどをお手伝い」という感じの、ちょっとおしゃれでクリエイティブな香りもする内容。
特に経験がなくてもできるということだったので面接に行って登録しました。
倉庫なんかの派遣アルバイトほどは気軽な感じでは無いんですが、面接して問題がなければだいたい採用っぽい雰囲気でしたね。

「アレンジメントのお手伝い」はレアだった

「花屋の派遣」とは一体どこに派遣されるのか?普通に考えたらお花屋さんの店舗かなと思いますよね。

違うんですよ。
お花屋さんもあるにはあるけど、一番多いのは葬儀場での仕事なんですよ。

確か半年近くバイトを続けたんだったかなあ。クリスマスのポインセチア母の日のカーネーションを売った記憶があるので。

その期間で私が行った派遣先は、多分の葬儀が7割くらい、あとの3割の大部分をフラワーショップでの販売が占め、結婚式場での仕事はレアでした。それでも数回は行きましたが。

同じ派遣会社のスタッフさんには花屋の配送センターでの仕分けが多く入る人もいたようですが、住んでいる地域にもよる偏りもあるのか、私は配送センターはめったに入りませんでしたね。

葬儀生花の派遣

コレが結構ハードな力仕事なんです。

葬儀会場で花祭壇を作る仕事火葬場に花を置く仕事(確かこの仕事あったはず…記憶が薄れている…)、葬儀場の花祭壇を撤去する仕事
大きく分けるとこの3つくらいに分けられるんですが(他にも教会での葬儀とか小規模葬儀用の施設とかもありましたが)、祭壇を作る仕事祭壇を撤去する仕事が、そりゃもう大変。

特にキツイのが花祭壇を作る仕事です。
花台が細長くて大きくて重いし、作業場で予め作った祭壇(たしかちゃんと名称があったはず…思い出せない…記憶が薄れている)は水に長時間浸したオアシスに挿さっててむちゃくちゃ重いし、会場で使う分の花も水に挿して持ってきてるからやっぱりめちゃくちゃ重いし全体的に重労働なのです。

花祭壇の撤去はまだちょっと楽でした。
葬儀場でのセレモニー中から待機しなきゃならないんですが、水の量が減ってて全体的に軽くなってるので。
あと棺を閉めるときに入れる花を、「最後のお別れ」のときに花祭壇からスピーディーに切りまくるんですよ。
それもあってさらに軽く持ち運びしやすくなるんですよね。花台は大きさも重さも変わりませんが。

一番嬉しかったのは教会での葬儀です。葬儀で嬉しかったというのもなんですけど。
何やったか思い出せないくらいやることが無くて楽でした。
当たり前のことですが、葬儀は会場が小さければ小さいほど祭壇が小さいので楽なのです。

「今回祭壇大規模だなあ」と思っていたら、◯クザさんらしき人が集う葬儀だったこともありました。
葬儀のときって会場の案内が道々にあるでしょ?
あのときは普通の看板タイプとは別に、見るからになお兄さんが道に何人もプラカードっぽいものを持って配置されていました。

フラワーショップと結婚式場

このバイトやってて一番驚いた&キツかったのが、生花店のスタッフは性格が拗じ曲がっている人がやたら多いということ。
葬儀生花中心の生花店だとそんなにはっきりした傾向はありませんが、店舗販売しているところに限るとひどかったです。
都会のおしゃれなフラワーショップはマシだったけど、都会的でもお洒落でもない生花店は本当にもう……もう……。

他の派遣スタッフとあったときにそういうお店のことを話すと、やっぱりみんな嫌な思いしてるんですよね。
まあ派遣なんでみんな1、2回嫌な思いをしたらその後入っても全部断ったり、シフトに入れてくれるなと堂々とNG出したりしてましたが。

それにしたって子どもの頃に抱いていた「お花屋さん」のイメージが打ち砕かれたのは、ちょっとショックではありました。

優しかったのは横浜赤レンガと渋谷のショップの店員さんです。
あと東京駅だったか…品川だったか…1回だけ行ったショップでも良くしてもらいました。

お花屋さんになりたい!という夢を持っている人は、自営でないならチェーン展開している都会のおしゃれフラワーショップで働くことをおすすめします。

結婚式場での仕事は全てお台場の某ホテルだったんですが、これも派遣スタッフにちょっと嫌がられてましたね。
そこの現場のトップが捻じ曲がってる側の人だったので。他の社員さんは普通なんですけど。
ただここは現場がおしゃれでレアなので、多少嫌な思いしてもたまになら我慢するか、という人がほとんどのようでした。

ちなみにアレンジメントのお手伝いはほぼ後片付けばかりでした。
アレンジメントの技術がある人だと実際に作れる現場もあります。葬儀生花もその一つですね。
でも力仕事があるのは変わらないと思います。

花屋の派遣アルバイトの給料

日給9000円でした。
ただし免許がある人アレンジメント技術がある人はもっと高いはず。
最終的にいくらくらいまで上がるかはちょっと忘れてしまいましたが。

私は免許もなくアレンジメントもできなかったので、長く続けないと上がるのは難しかったと思います。

ただ葬儀生花だと昼食含む8時間拘束されないことも多いんです。
花祭壇の撤去から仕事がスタートする日は特にそのパターンがよくあって、1件目終わったあとに次の現場に行くと、もう作業が終わりかけでさらに次の現場へ。すると行った先で人手が増えるからやっぱり早く作業が終わって、早めに帰れたりしたんですよね。
通常より1時間以上早く帰れることもありました。
あんまり早くにやることがなくなると、ほどよい時間まで適当に時間を潰したりとかもしましたね。

仕事自体は体力が要りますが、楽な面もあったんです。

派遣から独立して、フリーであちこちの生花店で仕事をしているという人にも出会いました。
男性です。アレンジメントもできる人でした。

免許があってアレンジメントができて、あとは派遣先の人に気に入られれば可能なんでしょうね。
確か1日で2万円くらいは稼げるって言ってたかな?1現場だったかな。
金額は花祭壇作りか花祭壇撤去か、トラックを持っているかいないかにもよるんでしょうけど。

力仕事だし葬儀生花は男性の派遣スタッフの方がありがたいという雰囲気があったので、アレンジメントのできる男性にはちょっとおすすめかも知れません。
きっと競争相手は少ないんじゃないでしょうか。

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