『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』(Netflixオリジナル作品)を観た感想

『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』(Netflixオリジナル作品)を観た感想

7月20日配信ということに当日気付きワクワクしながらNetflixを開いたんですけど、トップページには表示されないし検索しても出てこないし。
どういうことなのと思いながらリアルタイム検索してみたら、公式が「配信時間未定」としているという情報が。
仕方なく先に猫を月一検査のため病院に連れて行きました。

帰ってきたら配信されているだろうと思って、帰宅後Netflixを開いたものの、まだ新着になく、「jimmy」で検索しても出てこない。
でもリアルタイム検索すると既に観た人の感想がツイートされている。
もう面倒くさいので感想ツイートに貼られていたURLから作品ページに行って視聴しました。

面白かったです。
いや、笑えるのは期待通りだったけど、泣くほど感動するのは予想外でした。
ジミー大西も明石家さんまもお笑いも興味ない人でも、1話だけでも観て欲しい。

全9話イッキ見しましたよ。
なんだか観ているうちにジミーちゃんの視点に寄って行くのか、さんまさんが出てくると嬉しくなるんですよね。
さんまさんが視聴者にとってもどんどんスーパーマンになっていく。
ちょっと気持ちの悪い域にも達しているジミー大西のさんま愛なんですけど、大きなコンプレックスを抱えて生きてきた人があんなセリフ言われたらそりゃあそうなるよねって思いました。

さんまさんのセリフが素敵すぎて、「ジミー大西のエピソードは本当でも明石家さんまのセリフは盛っているのではないか」とちらっと考えてしまうほどです。
明石家さんまだし…って考えた人は私以外にもいるのではないでしょうか。
そしてそんな感想までがプロデューサーの計算の内なのかもしれないという。

玉山鉄二がかなり明石家さんまを再現しているんですが、これがモノマネ的な再現じゃなく雰囲気を明石家さんまにしているんですよ。
喋り方とか笑い方とか仕草とか多少意識はしているんでしょうけど、こちらが「似てる」「似てない」で捉える意識が生まれない程度(なんかうまく説明できてるのかわからん…)。
もちろん中尾明慶のジミー大西も前評判どおり凄かったです。

欠点といえば各回の引きが正直微妙。なんか昔のドラマみたいな古臭い感じなんですけど、作品の空気には合っていたかな。
あと吉本の劇場のセットがちょっと見るからに作り物な安っぽいところがあるんですが、シーンの雰囲気的にそれで良かったのかもしれません。
でも昔のフジテレビの画像か動画から切り出しかわかりませんが、あれは画質的に明らかに違和感があったので、無理やり使わなくても良かったんじゃないか、適当なビルにフジテレビって書いておけばいいのにと思いました。
プロデューサー的に昔のフジテレビの雰囲気に思い入れがあって、譲れないところだったりしたんでしょうか。

面白いエピソードを交えつつ、芸人から海外でも活躍する画家というジミー大西らしい荒唐無稽な人生を紹介するドラマ、と思っていたので、かなり予想を裏切られました。
まさかジミー大西の人生をこんなに真面目に描いているとは。

それでいて気楽に観られるので、悩んでて元気のない人、ただくだらないものを観て笑いたい人、両方におすすめです。

世界190カ国で配信されるらしいですが、トーク部分とか最終エピソードの後のコント的なやつ、あの辺りはどうするんだろう?
日本のお笑いに馴染みのある人でないとわからないだろうからカットするのかなー。

あ、あとエンディングが素敵です。
曲もいいし、大勢の芸人さんの昔の写真が次々出てきてしみじみ。
私は世代的についダウンタウンを探してしまいました。

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